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2017-04-10

After Hours 2017

journal.

Day off。
昨日は渋谷で開催されたAfterHours Festに参加してきました(スタッフとして!)。

「このイベントは、古くから根付いている芸術・音楽業界にはびこる組織、具体的にはアーティストが本来持っていたであろう、純粋な想いを込めた活動を、スムーズに行うことを難しくしているシステム、既に出来上がっている体制など『芸術を駄目にするものへの闘争』として、権力に迎合しない、芸術性を妥協をしない、そういった志を持ったアーティスト達が集まり、表現出来る場を少しでも築きたいと思い立ち上げました。」

これはAfter Hoursの主催者からのステートメント。
ここに出演したミュージシャン達はこのステートメントに賛同して集まったミュージシャン達。

ライブを観ながら、どのミュージシャンからも感じた、ある種の「殺気」みたいなもの理由に想いを馳せています。

個人的にはすでに「怒り」なんかの感情的衝動は何も産まないと感じてしまっているので、闘争という姿勢には共感はできないけど、しかし権力や大衆(権力よりこちらに恐ろしさを感じる)に迎合して己が大切にしているものがなくならないように、という姿勢には大いに共感します。

実は「おひさま日曜市」での活動や、カフェのメニー構成なんかの仕事の原動力はここだからです。

今回スタッフとして手伝いをさせてもらったBorisとの付き合いはもう17年。当時から日本ではなく世界を見据えながら「大衆に迎合しない、芸術性を妥協をしない」という姿勢は全くぶれないし、どんどんとそれは確固たるものになっている気がします。だからこそ今のワールドワイドでの成功があるのだと思います。

ライターとして関わったり、ツアースタッフとして同行した10年前と比べても、そのプロフェッショナルさは半端なくなってます。

しかし近年とくに素晴らしいなと感じるのは、当時はそのために闘っていた気合いすら抜けて、純粋に「楽しもう!」とリラックスしているところです。昔はもっと尖ってた。これも結成25年の重み、凄みなのかなと感じます。

今回のライブも、多くの人が求めて来るだろうお祭りモードの「ROCK」なBORISは完全に封印して、「重さ」と「ゆるさ」に重点をおいたズルズルなセットリストでオーディエンス完全に置いてきぼり、しかしコアなファンほど大喜びな見事なセットリストでした。
フェスという場なのにこのぶっちぎり感!
思うに、多分他のミュージシャン達もみんな「楽しむだけのフェス」にしたくないという思いが一致していて、それをある種の「殺気」として感じていたのかな、と思います。

自分の仕事に落とし込んで見ると、カフェやオーガニックマーケットでお客さん置いてきぼりにしてぶっちぎっても成り立たないのですが笑、しかしニーズを汲み取りながら色々な人に喜んでもらえる形にするという作業はとても難しく、でもやりがいのある作業なのです。

打ち上げの場に集まったミュージシャン達の笑顔、改めて「創る側」としてとても貴重な経験をさせて頂いたいなと感じました。

さぁ、今日からも精一杯楽しんで生きていきます!

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