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2015-09-18

「マリールゥのパンケーキミックス」材料変更のお知らせ

いつも「マリールゥのパンケーキミックス」をご愛顧いただき、まことにありがとうございます。

この度「マリールゥのパンケーキミックス」の甘味料を北海道産甜菜糖から、喜界島産粗糖に変更いたします。

甘味料については常にどの素材がベターなのか模索しているのですが、この喜界島産粗糖のことを知り、材料変更に至りました。

今後もよりおいしく、より良い商品をつくり続けられるよう努力します。
これからも何卒よろしくお願いいたします。

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ここからは、変更に至った経緯などをご説明します。

非常に長くなりますので、ご興味のない方は飛ばしていただいても結構です。
甘味料の問題は、なかなかにデリケートな問題もはらんでおりますので、出来るだけ丁寧に、言葉を選んで説明させていただきますが、もしお気に触るようでしたらごめんなさい。とあらかじめ謝っておきます。

甘味料については、今現在も試行錯誤の連続です。
私たちが学び実践しているマクロビオティックでは精白糖を使うことは殆どなく、業界の一部ではスイーツの甘味料として甜菜含蜜糖を使うことが一般的でした。
マクロビオティックの陰陽の視点で甘味料の素材を見ると、粗糖や黒糖の原料となるサトウキビは南国で採れるもので、甜菜糖の原料となり北国で採れるサトウ大根に比べると陰性、なので温帯地域に属する日本国内ではより陽性な甜菜糖を使った方がベターだという考え方です。
また、一般的にスーパーなどでも入手しやすいということもあるかと思います。
もちろん甜菜糖も粗糖も使うことを推奨しない指導者もたくさんいらっしゃいます。
陰陽だけでなく野菜などの作物に対する学びを進めていき、甜菜糖について深く知るにつれて、原料となるサトウ大根が雄性不捻のF1品種しかないこと、栽培時には農薬を大量散布しなければならないという実情を知りました(なのでオーガニックの甜菜糖は海外産に一部あるものの全く市場性がまったくありませんし、もちろんF1雄性不稔です)。
もちろん甘味料だけではなくありとあらゆる素材において、このような陰陽の視点と、その生産の実情の狭間で思案と試行錯誤を続けています。
(長いですがご参考までに雄性不稔とF1種についての記事です。http://kosodatemedia.com/archives/804

日々パンケーキミックスの向上を目指し、材料を探す中でこちらのメーカーの喜界島産粗糖のことを知りました。
産地である喜界島は珊瑚礁の隆起した島で起伏の少ない地形の為、大規模な地下ダムで水を確保しており土壌汚染への問題意識が高く、出来るだけ自然環境を護るような形でサトウキビの栽培が行われているそうです。
品種改良の問題に関しては、粗糖の原料であるサトウキビは種子での増殖が困難でF1種の開発ができず、雄性不稔の問題がありません。

決して粗糖が善で、甜菜糖が悪というわけではありません。
粗糖であれ甜菜糖であれ精白糖であれ、カラダとっては「糖分」を取るということに大きな違いはありません。
そして時代やその状況によって、物事は見方によってその善し悪しは変わります。
これからも私たちはカフェの営業やその他加工品でも甜菜糖を使う機会もあるでしょう。
しかし私たちとしては、今の時点では「マリールゥのパンケーキミックス」の材料として喜界島産粗糖を使うという選択がベターだと思うに至り、今回の材料変更となりました。

うまく説明できているかわからないのですが、ご理解いただけると幸いです。

さて、一番大切な「マリールゥのパンケーキミックス」の味への影響なのですが、何度も焼いて食べ比べましたが、大きな差は感じられませんでした。
もちろん違いはありますが、「なんか違うんだけど、言葉ではうまく言い表せない」でした。

新バージョンはパッケージのスタンプの色が現在の「赤」から「青」に変更になります。

重ね重ねになりますが、今後もよりおいしく、より良い商品をつくり続けられるよう努力しますので、何卒よろしくお願いいたします。

マリールゥ
鈴木誉也、英美子

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